勾玉屋のコレクション販売サイト稀少な限定品勾玉

古代型、現代型、ちび勾玉など通常商品はこちら

ショッピングカート

商品数:0点

合計:0円

カゴの確認と購入

勾玉辞典

お問い合わせは TEL.06-6387-0472(受付時間:10:00~18:00)

勾玉辞典

勾玉の歴史(13)御統(ミスマル)と数珠

御統(ミスマル)という言葉が何度か出てきました。
この御統(ミスマル)とは多くの玉を連ねたものと解釈されています。
では、仏教で使われている数珠との関係はあるのでしょうか?

数珠の起源は「仏説木槵子経(ブッセツモクゲンジキョウ)」に書かれています。モクゲンジとはムクロジ科の落葉高木で、その種子を数珠玉に用いられたそうです。
その中に書かれている内容にお釈迦様が霊鷲山(リョウジュウセン)におられた時に波流離国(ハルリコク)からの使者にモクゲンジの実を108コ連ねて、これをいつも持って三宝(サンポウ)(仏陀の名、法の名、僧侶の名)を唱えなさいと言われたのが念珠の起源だとされています。

しかし、実際の起源は相当に古く、仏教より古い「火天教(ゾロアスター教)」にも同じような物があり、キリスト教、イスラム教にも酷似した法具があります。
と言うのも、ゾロアスター教は今のイランにあたりで、紀元前13世紀頃、開祖ザラスシュトラによってつくられ、紀元前7世紀まで栄えていました。
その影響はユダヤ教、キリスト教や初期の仏教にもあると考えられています。
日本に仏教が入ってくるのは538年頃、それ以前に御統(ミスマル)は存在します。
ということは御統(ミスマル)と数珠とは直接関係のないものと考えられます。

それではゾロアスター教の使っていた玉を連ねたものとの関わりはあるのでしょうか?

ここで着目すべき事は、ゾロアスター教の考え方です。
ゾロアスター教は唯一神つまり神は1つで絶対的なものと考えられていますが、日本の古神道では八百万の神という表現があり、多くの神がいます。
この大きな違いを超えて、同じ法具として、玉を連ねたものを使うとは考えにくいと思います。
と言う事は、数珠、御統(ミスマル)、ブレスレット等、玉を連ねたものは世界中で自然発生的に作られたのではないでしょうか?

各地で自然と身に付けようとした古代の道具。ただの飾りではないと再度考えさせられます。

  • もくじに戻る
  • 前ページ
  • 次ページ