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勾玉コラム(6)大麻

勾玉の穴は、やはりどう見てもひもを通していたと考えられます。
金属はまだ使われていない時代のものですし、御統(ミスマル)にするのもやはり、ひもは必要です。
では、どんな紐が使われていたのでしょうか?

考えられるのが、絹、麻、綿。
絹の生産は、5千年以上前の中国で始まっています。シルクロードの名前からも絹の貿易は盛んでた。
日本にも弥生時代には伝わっていましたが、量はそれほど多くなく、出土例もそんなにありません。

綿が日本に入ってくるのは平安時代799年コンロン人(中国西部山岳民族)によって伝えられました。
勾玉の時代にはまだありませんでした。

麻は日本では太古の昔から使われていました。
日本で一番最初に栽培された植物ではないかと考えられています。
福井県の鳥浜貝塚では1万2千年前の麻の繊維や種が出土されています。
日本の古代人の麻への思いは特別なものがあり、天照大御神の御印とされ、邪気を払い除けるおはらいの用具(ぬさと呼ばれ神主さんが手に持って振るもの)として古くから使われ、また伊勢神宮から授与される神符、神札も「神宮大麻」と呼ばれ、大麻が使われています。

ここで大麻と書きましたが、麻と大麻は同じものなのです。
麻には色々な種類があり、RAMIE(苧麻 チョマ)LINEN(亜麻 アマ)などは衣類にもよく使われているので聞いた事があると思います。
が、ここで出てくる大麻(オオアサ HENP)とは「タイマ」のことです…。そうです、あの、麻薬と同じものです。
タイマと聞いただけで、おそろしいと耳を閉ざしてしまう人も多いと思いますが、この大 麻の歴史を調べていくと大きな誤解があることに気付きます。

先に書いたように、米よりはるか昔から栽培され稲作が入ってきてからも米よりも良い条件の土地で作られていました。
衣服、食用として、また燃料としての油も取られていました。大相撲の化粧回しや神主さんの衣、弓の糸など神聖な物に使うのはすべて大麻なのです。

ところが敗戦後、アメリカ占領下GHQものとで1948年大麻取締法ができたのです。1950年に25118人いた大麻農家は4049.2ha、1996年には102人となり12.4haに激減していきます。
現在大麻を作っている農家は、神事用の麻または、研究用のみとなっている様です。

日本の大麻は人体には害はないと言われています。
1950年以降は衣類は化学繊維となり、燃料は石油ほとんどの容器包材は石油製品となってしまいました。
大麻を作る事を規制された日本は大量の資源を海外から輸入しなければならなくなったのと同時 に自然環境の破壊が始まってしまいました。
大麻は、燃やしても、土中に埋めても環境を汚染しません。光合成が旺盛な植物で二酸化炭素(CO2)の吸収力が普通の木と比べて5〜6倍あり、地球温暖化を抑制する働きがあると言われています。

麻は何か特別な力を持ったものである事は間違いないと思います。勾玉の紐も大麻(オオアサ) であった事は間違いないと思います。

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