勾玉ってなに?
勾玉は、石や金属、ガラス等で作られたC字型、くの字コの字型にまがったもので、
上部がやや大きいものもあり、上部に穴があいています。
2000年以上前から人工的に作られ、その作り方はおおよそ解明できていますが、
誰が何の為に作り始めたのかは謎の部分が多く残っています。
一般的には権力の象徴として、
王やその一族が装飾品として身に付けたと考えられていますが、
占い師や神事に関わる人達も付けていたり、また神殿の柱の下に埋めてあったり、
薬の中に入れてあったりする事もあり、ただの飾りではなかったと考えられます。
それはゆらゆら振ってみたり、噛み砕いたり、カチャカチャとぶつけ合ったり…!?
とにかく呪術的に使われている事が、出土例や日本書紀・古事記からもわかります。
まだまだ、謎につつまれた勾玉の真実を探ります。
もくじ
- 勾玉の歴史(1)勾玉のはじまり1
- 勾玉の歴史 (2)勾玉の消えた謎2
- 勾玉コラム (1)勾玉のつけられている時代3
- 勾玉の歴史 (3)八尺瓊(ヤサカニ)勾玉4
- 勾玉の歴史 (4)勾玉の語源5
- 勾玉の歴史 (5)勾玉のかたち6
- 勾玉の歴史 (6)勾玉のつくりかた7
- 勾玉コラム (2)勾玉のつくりかた(現代編)8
- 勾玉の歴史 (7)勾玉の形と巴(ともえ)の関係9
- 勾玉の歴史 (8)勾玉の形と巴(ともえ)の関係210
- 勾玉コラム (3)三種の神器11
- 勾玉の歴史 (9)勾玉の使い方12
- 勾玉の歴史 (10)勾玉の使い方213
- 勾玉の歴史 (11)勾玉の使い方314
- 勾玉の歴史 (12)勾玉の使い方415
- 勾玉の歴史 (13)御統(ミスマル)と数珠16
- 勾玉の歴史 (14)勾玉に代表される翡翠17
- 勾玉コラム (4)出土された勾玉18
- 勾玉コラム (5)塩について19
- 勾玉コラム (6)大麻20